児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2010-07-08から1日間の記事一覧

1号児童ポルノかつわいせつDVD11枚とわいせつDVD35枚の所持で懲役1年6月実刑(千葉地裁H21)

量刑はいいとして、 わいせつ図画所持は包括一罪 5項所持罪(不特定多数)は包括一罪 以上は観念的競合 という罪数処理です。 数個の所持罪は一個ずつバラバラで観念的競合になると思うんです。

第7回公開シンポジウム「有罪判決後の被告の人生 〜量刑のための知識」

実刑にするのが怖いので責任逃れで保護観察にしているという印象はありますよね。 http://hansha.daishodai.ac.jp/meeting/index.html 冒頭で、日本の裁判員制度の特徴、とりわけ、量刑の判断を求められる意義について説明し、続いて、始まってからの裁判員…

「児童買春・青少年条例違反・児童淫行罪・強制わいせつ罪・強姦したのですが、被害者を消せば立件されませんよね」という質問に対しては、「性犯罪・福祉犯での立件は難しいと思いますが、殺人罪に問われますよ」と回答します。

隔月で聞かれます。 「口止めとかで証拠を隠滅してはどうか」というのも頻出ですが(犯情が悪くなりますが)、それをきっかけに親や警察に相談されて発覚することが多いので、有効ではありません。 となると、「消すしかない」という発想が出てくるようです…