実刑にするのが怖いので責任逃れで保護観察にしているという印象はありますよね。
http://hansha.daishodai.ac.jp/meeting/index.html
冒頭で、日本の裁判員制度の特徴、とりわけ、量刑の判断を求められる意義について説明し、続いて、始まってからの裁判員制度の実態について報告する。それらを踏まえて、被告の残りの人生を検討する。実刑判決を受ければ、直ちに収容されるが、長期刑を受けるということがどういうことであるのか、さらには、出所後の経過、社会の側の受け入れはどのような状況にあるのかがなどの情報を提供したい。具体的には、長期受刑者の再教育を検討し、長期刑に処すことの功罪を論ずること、裁判員が頼りがちな保護観察を付ける事の意義について扱う。
(敬称略)
◇問題提起
河合幹雄(桐蔭横浜大学)
◇パネリスト(報告順)
指宿 信(成城大学)
小柳 武(常磐大学)
生島 浩(福島大学)
最高裁事務総局刑事局係官
◇司会
細井洋子(東洋大学)
◇コメンテーター
大塚浩之(読売新聞論説委員)