児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2008-03-31から1日間の記事一覧

児童に対する数回の強制わいせつ罪が科刑上一罪になりそうな事案(埼玉県警)

製造罪−強制わいせつ罪を併合罪として処理していると思うのですが、観念的競合説も有力です。 製造罪−強制わいせつ罪が観念的競合だとすると、数人同一の携帯電話で撮影して内蔵メモリに蔵置して後日まとめてSDカードに移したりするとそこでかすがいになって…

児童ポルノ提供罪・所持罪の被害児童を見失う瞬間

この事件だと、捜査段階では画像から「12歳くらい」の被害児童とかを取り上げて、それなりに必要な証拠を積んでいきます。ここまでは被害児童1名が特定されてます。 しかし、警察統計では、「12歳くらい」という特定では被害者としてカウントされません…