児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

JK作業所の適用法条

「女子高生見学クラブ」の適用法条 と同じですので、引用しておきます。
http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/touch/20110518

「いわゆるノーパン喫茶におけるウェイトレスの業務に対する労働基準法第63条の適用について」という通達の「客に接する業務」と言えるかどうかが微妙な事案です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150512-00000023-asahi-soci
折り鶴を作る女子高生らの下着をマジックミラー越しにのぞき見る――。そんな店舗を経営していた男ら3人を、警視庁が逮捕し、12日発表した。少女が18歳未満と知りながら有害な仕事をさせたという労働基準法違反(危険有害業務の就業制限違反)容疑。女子高生らの接客サービスを売りにする「JKビジネス」は警察が摘発を進めているが、脱法的なサービスが次々と現れている。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150512-00000235-fnn-soci
JK作業所。
従業員は全員、18歳以下の現役女子高生だという。
店内には、1畳ほどの半個室が並び、女子高生と客は、マジックミラーで隔てられている。
客は、マジックミラー越しに、女子高生が座っている様子を見学し、料金を支払う。
30分7,000円のコースの部屋に案内された。
女子高生たちは、入れ代わり立ち代わり入ってきては、下着が見えるように座り、折り紙や読書を行う。
見学が終わると、指名した女子高生と一緒に作業をするコースもあるという。
なぜ作業なのか。
店員は、「作業しかさせられないんで。リフレやっちゃうと駄目なんで。お客さんも、その子も、僕も、みんな一緒に警察署に行くことになっちゃうので」と話した。
ここ数年、女子高生が客にマッサージをする「JKリフレ」が、相次いで摘発されたことを受け、この店では、女子高生は客と接触せず、あくまで作業していることをアピールしていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150513-00000262-fnn-soci
入れ代わり入ってくる女子高生は、ことごとく下着を見せるように座り、折り紙や読書をしていく。
3月、警視庁は、この店を家宅捜索した。
捜査員が運び出していたのは、袋にいっぱいとなった折り紙。
店で働いていた女子高生2人が補導された。
そして、店の業務内容が、労働基準法の危険有害業務にあたる疑いが強いとみて、経営者の藤井貴光容疑者ら3人を逮捕した。
ここ数年、女子高生がマッサージをする、いわゆる「JKリフレ」が、相次ぎ摘発された。
こうした中、新たに現れたのが、この「JK作業所」だった。
少女は、「『足触らせて』みたいな」、「むしろ、そういう人のが多い」などと話した。
少女の口から語られた、客に体を触らせて、「金のため」と割り切るという実態。
いたちごっこが続く、女子高生ビジネスの闇。
調べに対し、経営者の容疑者は「下着を見せるだけだと逮捕されるけど、軽作業をしていたら、捕まらないと思った」などと供述してい