児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2022-03-27から1日間の記事一覧

被告人は,着手時に,被害児童の承諾を得てわいせつ行為をする意図であったから,わいせつ誘拐罪は成立しないと主張(延岡支部R4.2.2)

「同条の文言上,弁護人が主張するような限定はない。そして,わいせつの目的で成人を誘拐した場合に犯罪が成立し,未成年者の場合は刑罰が加重される趣旨は,被拐取者の性的自由に対する侵害の危険から被拐取者を保護する点にあるところ、このことは,被拐…