児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2013-03-04から1日間の記事一覧

児童淫行罪+強制わいせつ罪(176条後段)の観念的競合とされた事例(福岡地裁)

性的承諾能力がない9歳が(影響受けているとはいえ少しは残っている)自分の意思で「淫行」するわけがなく、「淫行させられる」わけもないので、児童淫行罪は成立しないと考えます。強制わいせつ罪(176条後段)一本で行くべきですね。その方が処断刑期も重…