児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2013-02-17から1日間の記事一覧

児童養護施設における常習的な児童淫行罪

同一児童に対する児童淫行罪は包括一罪になるので、実務では「10/17の児童淫行罪」の訴因で、前後の同一児童に対する児童淫行罪全部も審判対象になることになっています。そうすると、訴因に挙げられていない淫行によって期間・回数で量刑されることになるの…

「大阪府公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例の解釈及び運用についての全部改正について」大阪府警

撮影行為の評価の関係で取り寄せました。 「大阪府公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例の解釈及び運用について」の全部改正について 最近改正平成21年5月12日 例規(府対・生総・保・刑総・捜四)第44号 この度、大阪府公衆に著しく…

ハメ撮りの青少年条例違反と3項製造罪について「児童だとは知らなかった」という弁解をした場合

本当に「知らない場合」というのもありますよね。そういう場合、青少年条例違反は過失処罰可能で、3項製造罪は成立しません。撮影行為というのは青少年条例の「わいせつ行為」として過失処罰可能だったんですが、3項製造罪になって過失では処罰されないこ…