児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2011-10-19から1日間の記事一覧

児童ポルノのファイル共有を提供目的所持で逮捕した事例(埼玉県警)

児童ポルノのファイル共有につき、札幌高裁は5項所持罪(不特定多数提供目的)だと言いますが、大阪高裁の湯川さんにいわせれば、5項所持罪(不特定多数)じゃなくて公然陳列罪のみ成立することになります。最決H13を尊重するということでしょうね。化石化…

前田雅英「サイバー犯罪と刑事法」罪と罰48巻04号11頁

サーバーで陳列するとか、ファイル共有ソフトで流すのは、「頒布」ですよね。 前田雅英「サイバー犯罪と刑事法」 (2) 175条の改正 インターネット上のわいせつ表現等が問題となることが増加し青少年にも強い影響を与え得る媒体だけに,法益侵害性は高く,判…