児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2009-10-16から1日間の記事一覧

「ハメ撮り」の罪数処理

時々判決でも見かけるようになりましたが、罪数処理は決まっていません。 併合罪に向かっているように思えます。 札幌高裁H19.3.8 第1管轄違い及び法令適用の誤りの控訴趣意について(控訴理由第4) 論旨は,要するに,本件児童ポルノ製造罪と本件児童淫行罪とは…

ネット掲示板から性犯罪、少女たちの実態を探る

最近は、下着販売の販促品として、裸の写真をつけるんですよね。 携帯電話を持たなければこういうリスクは減るんですが、そんなこというと抗議を受けますね。 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20091016-OYT8T00222.htm その一人で、取材に応じたミカ(…

「児童ポルノの根絶に向けた重点プログラム」について 捜査研究700号

最近、弁護士も忙しいです。

最判H21.10.16被告人の検察官調書を取り調べなかった第1審の訴訟手続について,任意性に関する主張立証を十分にさせなかった審理不尽の違法があるとした控訴審判決が,刑訴法294条,379条,刑訴規則208条の解釈適用を誤った違法があるとされた事例

差し戻されたときは、弁論再開して続審という感じですね。 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20091016161805.pdf 原審弁護人井上明彦,同神原多恵の事件受理申立て理由について 1 原審弁護人らの所論は,上告受理申立理由書「第4」記載のとおりであると…

ストーカー被害者の情報加害者に

児童ポルノ事件で、証拠上は住所をマスクしていたが、犯行場所として被害者の住所氏名を番地まで公訴事実に入れてしまった検察官がいて、被告人質問で、「起訴状は処分しろ」って迫っていたが、判決の罪となるべき事実にも犯行場所として被害者の住所氏名が…