児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2009-11-29から1日間の記事一覧

児童をして撮影送信させた実刑事案(横浜地裁H21.11.27)

送らせただけで実刑になった事案ではありませんが、送らせた場合にどうして児童が提供目的製造罪と提供罪の正犯にならないのかを真剣に考えて欲しいものです。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091127-00000020-kana-l14 判決などによると、被告は昨年…

強制わいせつ罪と3項製造罪を併合罪にする方法・観念的競合にする方法

まあこう書いちゃうと、観念的競合にしかできなくて、もし裁判所が併合罪の判断になったときに、救えませんよね。 公訴事実記載例1 被告人は平成21年11月31日午前10時40分ころ,大阪市北区天満公園公衆男子トイレ内において,A(当時6歳)に対し,同児が13歳…