児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

最も危ないのはプロフ2009.03.23 AERA

 「優良」コミュニティサイトと同様にフィルタリングがかかりません。
 当分、児童に対する性犯罪者の草刈り場です。

学校裏サイト、プロフ……、ネットの殺意から子を守れ
2009.03.23 AERA 
 ●最も危ないのはプロフ
 いま、関係者が「もっとも危険だ」と口をそろえるのがプロフ(自己紹介サイト)だ。
 夏休みが終わる頃、携帯サイトで中2の娘のプロフを見つけた関東に住む母親(45)は、その場に崩れ落ちた。プロフには娘のプリクラの顔写真と生年月日、住所から学校名まで個人情報が丸出しだった。
 ●甘すぎる親側の認識

 ターゲットはリスクを意識していない児童。年齢が上がるほど割合は減る。都市部より地方に広く分布する。
 それに対して、犯人側は、ネットを利用して、労少なくして巨大な網を投げることができる。
 とすると、確率は低いが人数としては多数の児童が引っかかる。低年齢の比率が高い。時に、強姦・殺人等の凶悪犯罪にもつながる。
 という状況を前提にすると、子どもが持つ携帯電話、子どもが使うインターネットは、公園の遊具や児童玩具並みの安全性が求められるはずですよね。
 ネットと携帯電話についてのみ、危険性を教育すれば大人並みの安全性でよしというのは理解できません。