児童ポルノの被疑者が取調でまた弁護人の「秘策」を聞かれています。
刑事「で、奥村弁護士は今回はどんな作戦やねん？」
被疑者「学習と謝罪だそうです」
刑事「入れ知恵やな」
被疑者「読書感想文を書かされて学習させられてます」
刑事「それはちょっとほんとの『学習』やなあ。他にないんか？」
被疑者「被害児童に謝り倒すそうです。」
刑事「それはちょっとやりすぎやなあ。他に秘策みたいなんはないんか？」
被疑者「秘策？」
刑事「『思春期遅発であって児童ではない』とか『実在しない』とか『婚姻した児童だ』とかいう主張よ。」
被疑者「『販売というのは、今の条文にない。検事が条文見てない』とか言ってましたよ」
刑事「___φ(￣^￣ )メモメモ それから？」
被疑者「『提供というのは相手方に届かなくても成立するから、買主に到達したというのは書き過ぎだ。勉強不足』とか言ってましたよ」
刑事「___φ(￣^￣ )メモメモ それから？」
被疑者「『製造罪が起訴されたら提供罪とは一罪』とか言ってましたよ」
刑事「___φ(￣^￣ )メモメモ それから？」
被疑者「『児童ポルノ犯人は悪い奴だから、裁判所も理屈をすっ飛ばして重く処罰しようとする。そこは弁護人がチェックして、正しい法令適用と適度な量刑で迷わず刑に服せるようにしてやる』とか言ってましたよ」
刑事「___φ(￣^￣ )メモメモ それから？」
ということで今回も正攻法でいきます。
