児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2017-04-14から1日間の記事一覧

強制わいせつ罪の公訴取消(横浜地検)

被害児童が実はアリバイがある日時を次々被害日時として供述して、被告人も自白して、裏付け捜査も行って起訴したら、固いアリバイを主張されて、崩せなかったということです。 年少者の被害者の場合はよくあることで、画像が無い場合には結構ぶれてきます。…

石井徹哉「児童福祉法34条1項6号にいう「淫行」の意義と「させる行為」に当たるか否かの判断方法」(重判H28)

師弟関係で児童淫行罪で起訴されたら、「淫行させ」を否認しても無駄だから、「させた程度」を争うべきだと思いますよ。最決h28の要素は量刑要素でもあるからこれらを情状立証や弁論の項目に挙げて、程度を論じてください。 石井徹哉「児童福祉法34条1項6号…

強制わいせつ罪の判例動向〜 上嶌一高刑法判例の動き(重判H28)

神戸地判の控訴審判決(大阪高裁h28.10.27上告中)は学者には知られていないようです。 強制わいせつ罪神戸地判平成28・3・18(裁判所Web)は,強制わいせつ罪の成立に犯人の性的意図のような特別の主観的要件を要求する実質的な根拠は存在しないから,客観的に…

「交際当時、確認した女性の職業と保険証が他人のもので、女性が年齢詐称していた」にもかかわらず、逮捕された事例→罰金20万円(川越簡裁h29.4.12)

「相手の女性が18歳未満と知りながら」という被疑事実の場合、その部分の疎明資料として被害児童の「18歳未満と告げた」という供述があると思われます。しかし、他人の保険証を示していたということで、児童・青少年の供述というのはそんなものだと考えて…

2017年04月14日のツイート

@okumuraosaka: 【奥村徹弁護士の回答】> 弁護士に示談金を預けた状態で示談交渉中(検事も状況把握) | URL #弁護士ドットコム2017-04-14 23:00:56 via 弁護士ドットコム @okumuraosaka: 計78組のカップルが成立したが、結婚したのは今回が初めて婚活パー…