児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「女子中学生の裸をSNSのビデオ通話機能を使ってタブレットに表示し、ひそかに保存する行為」をひそかに製造罪で罰金(鳥取簡裁r5.3.2)にしたような報道

「女子中学生の裸をSNSのビデオ通話機能を使ってタブレットに表示し、ひそかに保存する行為」をひそかに製造罪で罰金(鳥取簡裁r5.3.2)にしたような報道
 
 逮捕罪名はひそかに製造罪でしたが、姿態をとらせて製造罪しか成立しません。
 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20230302/4040014445.html
この教諭はおととし11月と12月、ビデオ通話を使って連絡を取った女子中学生に服を脱がせ、その様子を撮影し、画像や動画を保存したとして、児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されました。
この教諭は2日、鳥取区検察庁から児童ポルノ禁止法違反の罪で略式起訴され、鳥取簡易裁判所から罰金50万円の略式命令を受けました。

小学校教諭を児童ポルノ製造疑いで再逮捕、容疑否認 /鳥取県
2022.12.09 朝日新聞
 署によると、容疑者は昨年11月14日、18歳未満と知りながら、女子中学生の裸をSNSのビデオ通話機能を使ってタブレットに表示し、ひそかに保存するなどした疑いがある。中学生とは面識があったという。
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小学教諭を再逮捕 児童ポルノ製造容疑=鳥取
2022.12.08  読売新聞
 琴浦大山署は7日、容疑者を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで再逮捕した。
 発表では、容疑者は昨年11月、SNSのビデオ通話機能を利用して、女子中学生に裸体を露出した姿にさせ、ひそかにタブレット端末の画像データを保存し、同年12月にもSNSを通じて同じ女子中学生に裸体を露出した姿にさせ、ひそかに画面を携帯電話で動画撮影した疑い。
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小学校の教諭 鑑定留置終了 わいせつ疑いなど=鳥取
2023.02.25  読売新聞
地検は24日、女子中学生の体を触るわいせつな行為をしたなどとして、強制わいせつ容疑と児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)容疑で送検された容疑者の鑑定留置が同日終了したと明らかにした。
鑑定結果を踏まえ、勾留期限の3月2日までに刑事処分を判断する。