児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

児童買春+5項製造罪(不特定多数)の事案

 ハメ撮り行為の罪数処理だけが気になります。
 東京高裁の2刑(併合罪)と9刑(観念的競合)が違う判断です。札幌高裁h19と札幌高裁h19が観念的競合説で、大阪高裁h18と大阪高裁h19が併合罪説。併合罪に傾きつつあるような気がします。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080129/crm0801291804023-n1.htm
容疑者は平成18年4月下旬、出会い系サイトで知り合った女性(19)に3万円を支払いみだらな行為をした上、ビデオカメラで撮影した疑い。女性は撮影に同意したが、DVDの販売については知らなかったという。DVDに映っていた車のナンバーから容疑者を特定した。