児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

大阪ブログ誘拐事件

 「わいせつ目的誘拐罪など」の「などの罪」が重いので、あらゆる主張が許されます。
 「大阪ブログ誘拐事件」というからには「大阪は怖い所だ」「ブログも怖いよ」というイメージなんでしょうか?
 警戒心が皆無で騙したり脅したりしなくてもついてくる児童がいますからね。

長崎・大阪ブログ誘拐:わいせつ目的を否認 検察「他に2人誘う」−−長崎地裁初公判
2007.12.27 毎日新聞社
 長崎県諫早市の小6女児(12)を大阪市内のマンションに連れ込んだとしてわいせつ目的誘拐罪などに問われた被告(21)の初公判が26日、長崎地裁(松尾嘉倫(よしみち)裁判長)であった。被告側は「だまして連れ出してはいない」と、わいせつ目的誘拐罪を否認した。検察側は冒頭陳述で、坂本被告が女児以外の少女2人をマンションに誘い出そうとしていたと指摘した。
 検察側の冒頭陳述によると、被告はこの2年間にインターネットで知り合った静岡と三重の16歳と15歳の女子高生に「好きだ」などと言って大阪に誘い出そうとしたが、2人は応じなかった。また、諫早市の女児を誘い出す際に「家族の財布から金を盗んでこい」と指示していた。
 起訴状によると、被告は、女児のブログなどに8月上旬「大阪に来ない?」と書き込み、10月6日に北九州市のJR小倉駅まで誘い出し、自宅マンションに8日間連れ込んだ。