児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2011-05-24から1日間の記事一覧

盗撮行為 後日逮捕の報道

「後日逮捕」という報道はありませんが、記事検索で「現行犯」を除外して検索すればたくさんヒットします。 最近よく「盗撮が発覚して、その日はその場とか警察で解放された場合、後日逮捕されることがあるか?」という問い合わせがありますが、逮捕されない…

迷惑条例「婦女を著しくしゅう恥させ、または不安を覚えさせる卑わいな言動」とは、都民の善良な風俗環境を害し、法的安全の意識を脅かすような卑わいな言動であって、善良な性的道義観念に反するいわゆる猥褒な行為には達しないものがこれにあたると解すべきである(東京高裁S52.11.28)

条例を刑法の補充的なものと考えて強制わいせつ罪を意識すると「善良な性的道義観念に反するいわゆる猥褒な行為には達しないものがこれにあたる」ということになります。 東京高等裁判所判決昭和52年11月28日 公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為…