児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2008-02-26から1日間の記事一覧

「児童ポルノマニアに娘の写真が見られているなんて!」

親がそんなことしちゃだめですよ。 この親も、被害者ぶってるようですが、やってることは児童性愛者といっしょで、公然陳列目的製造罪と公然陳列罪の併合罪ですよ。故意も欠けない。最高懲役7年6月。 http://diamond.jp/series/netsecurity/10007/?page=1 …

「児童ポルノ単純所持処罰」規定の創設について 〜現行法の構造上、どう位置づけることができるか?

昔書いた原稿を今風に直してみました。 「児童ポルノ単純所持処罰」規定の創設について 〜現行法の構造上、どう位置づけることができるか? 1 現行法は、提供陳列等を頂点とする児童ポルノの流通を阻止しようとするものである。 (1) 現行法の構造 目的犯…

摘発困難な児童ポルノ

公明党は実在しないキャラのを処罰したいようです。 法律上の「わいせつ」なら現行犯で逮捕してもらえばいいわけで、そうでないところの問題なんですよね。それは「有害図書」っていうんですよ。 http://www.komei.or.jp/news/2008/0226/10878.html 公明新聞…