2006-10-13から1日間の記事一覧
一般人の感覚ではそう思うのも無理はないですが、東京高裁h16.6.23.で植村裁判長がそうおっしゃっています。理由は判決文の通り、弁護人の見解は上告趣意書の通り。
奥村事件では検察官からの訴因変更請求が多いんです。 細かく刻んで併合罪という「極端併合罪論者」だから、全部文句つけるんですが、全部許可されます。検察官も裁判所の意向を汲んで考えてきているわけだから。 今日の名古屋地裁(差戻審)でも、 10/1…
公判のついで。 児童のデリヘル嬢とか売春婦とかの場合、被害者の落ち度を指摘する弁護人が多いのですが、こういう評価になります。 被害児童は自ら援助交際の紹介を依頼するなど誘引行為を行っているが、無知未熟によるものであって、本法はそのような児童…
さすがに児童淫行罪を地裁に起訴するわけないわけで、7回目の公判で、訴因変更が許可されて、地裁は管轄を失ったようです。 名古屋地裁 準強制わいせつ被告事件(変更後の訴因児童福祉法違反) 主文 本件は管轄違 理由
児童ポルノをネットで売ると公判請求(懲役求刑)ですから、それよりは罪一等軽い。 略式の上限が引き上げられたところで(50万円→100万円)、罰金の額がどう動くかに注目しています。訴訟法が事実上量刑を縛っているところです。100万に張り付くこ…