児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「非出会い系」の被害増加=2年連続、舞台の移行顕著−運営会社の対策にばらつきも

 運営会社の方では、児童と成人が会ってるかもわからないし、会ってから何してるのかはわからないんですよね。事件になっても。
 強姦3、強制わいせつ5という数字にしても、利用者やアクセス数に比べれば少ないという認識だと思います。出会いがあるというのが魅力なので、それを防ぐのに何億円もコスト掛けてとか、顧客からすれば魅力が無くなって客が減るという発想なので、適当に努力は示しつつ、事件は無くならないという状況が続くと思います。
 漫画のキャラが虐待されてるとか言って有害情報撲滅運動をやってる人は、こっちも圧力掛けてくださいよ。本物の児童が強姦されてるんですよ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100819-00000026-jij-soci
非出会い系の利用者のうち、児童買春の被害児童は107人で、児童ポルノは83人。ほかに強姦(ごうかん)が5人、強制わいせつが3人、強盗、放火、略取誘拐もそれぞれ1人ずついた。
 出会い系に比べ、低年齢の被害児童が多いのが特徴で、警察庁は「自分を守る意識が薄く、軽い気持ちで利用する傾向があるのではないか」と分析している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100819-00000524-san-soci
出会い系と違って防御意識が低いまま、軽い気持ちでメール交換を始め、年齢や男女を偽った相手に誘い出され、犯罪に巻き込まれるケースが目立つという。
 こうした機能を知らない保護者が少なくなく、子供がゲームを楽しんでいると思い込み、見知らぬ人とメールをやり取りしていることに全く気付かないという。基本的に無料なため、高額料金の請求で気付くこともない。
 警察庁によると、非出会い系サイトに関する統計は平成20年から取り始めたが、被害児童・生徒数は20年上半期が388人、下半期404人、21年上半期545人、下半期591人、22年上半期601人−と増加の一途をたどっている。
 20年は、減少傾向にある出会い系サイトの被害児童・生徒数を上回り、21年は約2・5倍、22年上半期は4・2倍になった。
 22年上半期の罪種別では、青少年保護育成条例違反が378人とトップで、児童買春107人、児童ポルノ83人、児童福祉法違反22人。重要犯罪では強盗、放火、略取誘拐が各1人、強姦5人、強制わいせつ3人で、性犯罪が大半を占めている。
 被害者の年齢別では、13歳以下が63人、14歳121人、15歳137人、16歳154人、17歳126人で、出会い系サイトを通じた被害者よりも低年齢化傾向がうかがえるという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100819-00000001-maiall-soci
査関係者によると、09年に非出会い系サイトを通じて青少年保護育成条例違反や児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの被害にあった18歳未満の児童は1136人(08年比43・4%増)。被害者数が多かった上位10サイトが716人で、全体の63%を占めた。

 このうち▽グリー▽ミクシィモバゲータウン▽大集合NEO▽ハンゲームスローライフ(旧プチゲーフレンズ)▽モバレボ−−の7サイトはEMAに「健全」と認定されていた。7サイトを通じて被害にあった児童は計500人、全体の44%を占めた。

 EMAは「会員の絶対数が多いからではないか。罪を犯しているのは利用者であって、サイト側は被害防止に努めている」と話した。【町田徳丈】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100819-00000010-mai-soci
EMAによると、認定審査は学識経験者で構成する委員会が▽サイバーパトロール態勢▽投稿ログの保存▽利用者の年齢管理−−など22項目をチェックする。EMAに認定されると、有害サイトへのアクセスを制限するブラックリスト方式によるフィルタリングの対象外となる。

 捜査関係者によると、09年に非出会い系サイトを通じて青少年保護育成条例違反や児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの被害にあった18歳未満の児童は1136人(08年比43・4%増)。被害者数が多かった上位10サイトが716人で、全体の63%を占めた。

 このうち▽グリー▽ミクシィモバゲータウン▽大集合NEO▽ハンゲームスローライフ(旧プチゲーフレンズ)▽モバレボ−−の7サイトはEMAに「健全」と認定されていた。7サイトを通じて被害にあった児童は計500人、全体の44%を占めた。

 不特定又は多数の者の児童と成人とが接触できる限り、事件は無くならないわけで、「安全」というのではなくて、夜道の一人歩きとか知らないおじさんに付いていくのと同様の「危険有り」と表示すべきだと思います。