児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

(集団暴行の)現場では見た人も止めないと、共同正犯や幇助(ほうじょ)になる可能性もある。関係ないと言っても、通用しない

 ほんとに関係ない人には罪がないはずですが、これくらい言っとかないと危ない人たちなんでしょうか? こんなことも教えないと知らない人たちなんでしょうか?

京教大で特別講義 ハラスメントへの対応策=京都
2009.08.07 読売新聞社
 性犯罪の被害者支援に詳しい大脇美保弁護士(京都弁護士会)が登壇し、「(集団暴行の)現場では見た人も止めないと、共同正犯や幇助(ほうじょ)になる可能性もある。関係ないと言っても、通用しない」と指摘した。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009080600173&genre=G1&area=K00
大脇弁護士は「暴行される女性にも原因があるとしたり、女性が本気で抵抗すれば暴行されないというのは思い込みでしかない」と指摘した。その上で「性犯罪はほかの犯罪に比べて被害者の精神的苦痛が大きい。インターネット上での被害者を中傷するような書き込みは刑事、民事の両面で責任が問われる」と述べた。学生はメモを取りながら、真剣な表情で聞き入った。
 同様の特別講義はこれまでに2回あり、計3回で体育学科を除く全学生の約7割が受講した。大学によると、学生から「女性暴行が被害者の魂を殺してしまう犯罪であることが分かった」などの意見が出たという。逮捕された6人が所属する体育学科の学生は既に別の集中講義を受けている。