児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

覚せい剤 使用罪の文献

 ちらほらと質問されました。
 専門外ですけど、国会図書館で検索すると、使用日時の訴因特定が問題になりがちで、否認すると毛髪等で立証してくるということがわかりますね。

覚せい剤取締法
第41条の2
覚せい剤を、みだりに、所持し、譲り渡し、又は譲り受けた者(第四十二条第五号に該当する者を除く。)は、十年以下の懲役に処する。
2 営利の目的で前項の罪を犯した者は、一年以上の有期懲役に処し、又は情状により一年以上の有期懲役及び五百万円以下の罰金に処する。
3 前二項の未遂罪は、罰する。
第41条の3
次の各号の一に該当する者は、十年以下の懲役に処する。
一 第十九条(使用の禁止)の規定に違反した者
二 第二十条第二項又は第三項(他人の診療以外の目的でする施用等の制限又は中毒の緩和若しくは治療のための施用等の制限)の規定に違反した者
三 第三十条の六(輸入及び輸出の制限及び禁止)の規定に違反した者
四 第三十条の八(製造の禁止)の規定に違反した者
2 営利の目的で前項の違反行為をした者は、一年以上の有期懲役に処し、又は情状により一年以上の有期懲役及び五百万円以下の罰金に処する。
3 前二項の未遂罪は、罰する。

1. 覚せい剤自己使用事犯における訴因の明示 / 高田 昭正 法学雑誌. 55(1) [2008.8]

2. 実例捜査セミナー 覚せい剤使用無罪事件につき,その後の捜査で偽証教唆罪を立件した事例 / 松本 剛和 捜査研究. 57(7) (通号 685) [2008.7]

3. 実例捜査セミナー 毛髪鑑定を利用して覚せい剤使用を立証した事案 / 三尾 有加子 捜査研究. 57(5) (通号 683) [2008.5]

4. 判例講座 対話で学ぶ刑訴法判例(9)覚せい剤使用罪の訴因の特定[最高裁昭和56.4.25決定,最高裁昭和63.10.25決定] / 長沼 範良 ; 池田 修 法学教室. (通号 322) [2007.7]

5. 青少年による覚せい剤の初回使用状況--初回の入手態様による類型化 / 宮寺 貴之 ; 大江 由香 ; 渡邉 和美 他 科学警察研究所報告. 58(1) (通号 207) [2007.3]

6. 尿中覚せい剤予試験キット--覚せい剤使用事犯に対する迅速かつ適切な対応が可能に / 日比 修史 Keisatsu koron. 62(1) [2007.1]

9. わたくしの記録から 断薬の難しさ--B子の覚せい剤使用と子供たち / 高橋 規子更生保護. 57(3) [2006.3]

11. 覚せい剤自己使用罪における訴因の特定について / 佐藤 嘉彦
同志社法学. 57(6) (通号 311) [2006.2]

12. 疑問解決!実務相談室 生活安全 覚せい剤を使用している者に対してとるべき措置Keisatsu jiho. 61(1) [2006.1]

14. 覚せい剤使用の原因と対策--文理融合の刑事政策 / 林原 雅樹 社会環境研究. (10) [2005.3]

15. 覚せい剤使用の「犯罪化」・「医療化」論に関する再検討--「相互作用レベル」における社会的介入に注目して / 平井 秀幸 犯罪社会学研究. (30) [2005]

16. 実例捜査セミナー 「保護」すべきか否か--ある覚せい剤の自己使用事件について / 松本 剛 捜査研究. 53(2) (通号 629) [2004.2]

17. 資料 覚せい剤使用者の手掌面をふき取った資料からの覚せい剤の分析について / 中沢 伸吉 科学警察研究所報告. 法科学編. 55(1) (通号 204) [2003.8]

18. 最新重要判例評釈(89)被告人の尿から覚せい剤が検出されたのは覚せい剤を混入させられた飲食物を摂取させられたためであるとの被告人の弁解を直ちには排斥できないなどとして覚せい剤の自己使用罪につき無罪を言い渡した原判決を破棄自判した事例--東京高判平成14.1.8判時1783・156 / 上田 信太郎 現代刑事法. 5(5) (通号 49) [2003.5]

19. 特別刑法の諸問題(第11回)覚せい剤取締法(3)覚せい剤使用罪 / 安冨 潔 捜査研究. 52(2) (通号 617) [2003.2]

21. 実例捜査セミナー ある覚せい剤取締法違反(自己使用、所持)事件の補充捜査 / 古崎 孝司 捜査研究. 51(9) (通号 612) [2002.9]

22. 研修の現場から 覚せい剤使用事犯における公訴事実の同一性が問題となった事例 / 信田 昌男 研修. (646) [2002.4]

23. 患者本人ではなく,その家族や知人が覚せい剤などを使用していると疑った場合の対応について教えてください (特集 こんなとき先生ならどう対応しますか--プライマリケア診療で困ったときに) -- (法的な判断,医療事故・医療過誤) / 三上 八郎 治療. 84(-) (増刊) [2002.3]

24. 特別刑法重要判例研究(4)覚せい剤取締法--他人の身体に覚せい剤を注射する行為は、覚せい剤取締法19条にいう「使用」に当たるか(福岡高判昭和54.6.21) / 薬物対策研究会 Keisatsu koron. 56(1) [2001.1]

27. 実例捜査セミナー ある覚せい剤自己使用事件の捜査処理 / 加藤 匡倫 捜査研究. 49(4) (通号 582) [2000.04]

28. 技術報告 トライエージを使用した覚せい剤乱用者尿のスクリーニングテストに関する一考察 / 雨宮 正欣 ; 長井 辰男 日本鑑識科学技術学会誌. 4(2) [2000.03]

29. 青少年の覚せい剤使用の最近の傾向 / 宮寺 貴之 ; 内山 絢子 科学警察研究所報告. 防犯少年編. 40(2) (通号 78) [2000.3]

35. 覚せい剤使用罪における訴因の特定 / 小林 充 判例タイムズ. 50(4) (通号 989) [1999.02.15]
ケース研究. (通号 257) [1998.11]

38. 実例捜査セミナー 覚せい剤自己使用の否認事件について / 有水 基幸 捜研. 47(4) [1998.04]