706号のおまけでもらいました。
ちなみに「買春」で検索すると、懐かしい論文・判例が並ぶ。
- 佐藤隆文「児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」について-613号73頁
- 本田守弘児童ポルノビデオテープの画像自体から,被撮影者が実在する18歳未満の者であると認定した事例 児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律2条3項各号に掲げる「児童」は,実在する者であることを要するが,具体的に特定することができる者であることを要しないとした事例大阪高判平12.10.24 公刊物未登載,被告人上告634号3頁
- 山川景逸いわゆる児童買春等処罰法と青少年保護育成条例の関係について-635号139頁
- 栗原雄一児童買春の罪と青少年育成条例の関係について-644号107頁
- 島戸純児童売買,児童買春及び児童ポルノに関する児童の権利に関する条約選択議定書について-650号61頁
- 岡村和美児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の国外犯規定により処罰された事例大阪地裁平成14年6月20日判決(被告人控訴)(公刊物未掲載)651号25頁
- 島戸純児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律-653号105頁
- 島戸純「児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律」について-673号51頁
- 島戸純児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律-676号75頁
- 瀬戸毅わいせつ物に該当する児童ポルノ画像を保存する光磁気ディスクを販売用コンパクトディスク作成に備えてのバックアップのために製造所持した行為について児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律第7条第2項(平成16年改正前のもの)及び刑法第175条の「販売の目的」があるとされた事例最高裁平成18年5月16日決定裁判所時報第1412号1頁700号97頁
「児童福祉法」で検索すると、昔からいろいろ議論されてきたことがわかります。
- 内田文昭児童福祉法34条1項6号違反罪(児童に淫行をさせる行為)の教唆者が自ら淫行の相手方となった場合の罪責-384号3頁
- 渡辺靖子6 売春防止法12条の罪と児童福祉法60条1項の罪とが観念的競合となる事例最判昭37・4・26刑集I6・4・449412号113頁
- 吉村弘1 児童福祉法34条1項6号,にいう「児童に淫行をさせる行為」にあたるとされた事例最判昭30・12・26刑集9・14・3018413号105頁
- 渡辺靖子2 児童との雇用契約により,児童をミストルコとして使用する行為が,児童福祉法34条1項9号の正当な雇用関係に基づくものでないとされ,同号違反が成立するとされた事例最決昭42・12・2刑集21・10・1339414号119頁
- 宗像紀夫4 児童福祉法34条1項7号にいう「児童を引き渡す行為」の意義最決昭30・9・16刑集9・10・2074415号125頁
- 水上寛治5 児童福祉法60条3項にいう「児童を使用する者」の意義大阪高判昭31・6・28高裁刑特報3・13・654416号113頁
- 清水勇男6 トルコ風呂の経営者が新聞広告等によりトルコ嬢を募集し,これに応じた児童を雇い入れてトルコ業務に従事させていた行為につき,職業安定法違反と児童福祉法違反とが成立し,両者は併合罪の関係に立つと認定された事例最決昭42・7・6裁判集163・865416号115頁
- 塩野健彦7 児童福祉法34条1項9号にいう児童を「自己の支配下に置く行為」にあたるとされた事例最決昭56・4・8刑集35・3・293417号113頁
- 佐々木博章8 児童福祉法60条3項に規定する児童の年齢不知に関する過失の有無最決昭30・11・8刑集9・12・2382417号115頁
- 内田文昭児童福祉法34条1項6号違反罪(児童に淫行をさせる行為)の教唆者が自ら淫行の相手方となった場合の罪責―再考―-432号3頁
- 飯田英男児童福祉法違反と売春防止法違反の各罪の関係-467号53頁
- 上田廣一児童福祉法にいう「児童の心身に有害な影響を与える行為」,「児童を自己の支配下に置く行為」及び「正当な雇用関係」の意義-536号17頁
- 本田守弘児童福祉法34条1項6号の「児童に淫行させる行為」の意義-579号13頁
- 加藤敏員33 児童福祉法違反における年齢の認識最判昭33.3.27刑集12・4・658589号69頁
- 加藤敏員35 児童福祉法34条1項5号にいう「酒席に侍する行為」の意義東京高判昭32.4.3高裁特報4・7・173590号69頁
- 加藤敏員36 児童福祉法39条1項9号にいう「自己の支配下に置く行為」の意義最決昭56.4.8刑集35・3・63590号71頁
- 村越一浩家庭裁判所における児童福祉法違反被告事件の訴訟手続について,現に他の地方裁判所に係属中の職業安定法違反の犯罪事実をも実質上処罰する趣旨で刑を量定した違法があると判断された事例名古屋高裁平成10年1月28日判決・判時1640号172頁608号23頁
- 黒川弘務児童福祉法34条1項6号の「児童に淫行をさせる行為」の意義に関する最高裁決定最高裁平成10年11月2日決定609号9頁
- 佐藤隆文児童福祉法34条1項6号の「児童に淫行をさせる行為」をめぐる諸問題-613号109頁
- 中屋利洋青少年保護育成条例違反で送致された事件を児童福祉法34条1項6号の「児童に淫行をさせる行為」に当たるとして起訴した事例-619号113頁
- 中屋利洋同一児童の淫行を対象とした場合の児童福祉法34条1項6号違反と同7号違反及び青少年保護育成条例違反との関係東京高判平11.4.27東京高等裁判所刑事裁判速報3090号627号115頁
- 小池健治児童福祉法60条3項の「児童を使用する者」の意義について-629号27頁
- 小川賢一児童福祉法違反被告事件につき,起訴状に余事記載がある旨の主張を排斥した事例東京高判平11.12.24東京高等裁判所刑事裁判速報3107号633号103頁
- 遠藤秀一女子児童に対する性犯罪の擬律(児童福祉法違反罪,強姦罪及び準強姦罪のそれぞれの成否が検討された事例)-664号113頁