児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

強制わいせつに伴う児童ポルノ製造(富山地裁高岡支部)

 製造罪の前提となる性犯罪と製造罪との罪数を調べています。
 この事件はどうかわからないのですが強制わいせつの関係では、製造罪を立件したのを見たことがありません。
 撮影されると、被害が固定されて、流通する危険があるということで、児童ポルノ特有の法益侵害があると思います。

わいせつ目的誘拐 懲役5年を求刑=富山
2006.07.15 読売新聞社
 論告などによると、被告は3月20日夜、同市内のショッピングセンターで、県西部の女児(当時7歳)に「保健のことで手伝って」などと声をかけ、トイレに誘い込んでカギをかけ、服を脱がすなどわいせつな行為をした。被告はこの時の犯行の様子を持参したデジタルカメラで撮影していた。