児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

サイバー補導を端緒として、児童買春罪1件、改正前の3項製造罪1件を検挙できた大分県警

 補導しても、被害児童に特段のケアはなく、それを捜査の端緒として福祉犯を検挙していくということです。

  h25/10/21サイバー補導開始
  2/8 児童買春の被疑事実
  7/21 3項製造罪の被疑事実
  この辺で少年がサイバー補導され
  9/29 児童買春逮捕
  10/29 3項製造罪逮捕
という時系列です。
 写真が任意に送信されていれば、児童も共犯になりますよね。

サイバー補導実り、買春摘発 竹田の47歳容疑者逮捕 /大分県
2014.09.30 朝日新聞
 18歳未満の男子高生にわいせつな行為をしたとして、県警少年課と竹田署は29日、竹田市容疑者(47)を児童買春、児童ポルノ法違反(児童買春)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
 署によると、容疑者は2月8日、インターネットの出会い系サイトを通じて知りあった県内の男子高生(16)と竹田市竹田の公園駐車場で待ち合わせ、現金1万円を渡して車の中でわいせつな行為をした疑いがある。ネット上に不適切な書き込みをした少年に接触する「サイバー補導」で男子高生に話を聴き、発覚した。昨年10月に全国でサイバー補導が始まって以来、県内で検挙につながったのは初めてだという。

高校生にわいせつ画像送らせる 宮崎の市立中教諭逮捕 児童ポルノ製造の疑い/大分県
2014.10.30 朝日新聞
 男子高校生にわいせつ画像を送らせたとして、県警少年課と竹田署は29日、容疑者(28)を児童買春・児童ポルノ法違反(児童ポルノ製造)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
 署によると、容疑者は7月21日午後7時半ごろ、大分県内の男子高校生(16)に、体の一部が写ったわいせつな画像を撮ってメールで送らせ、携帯電話に保存した疑いがある。インターネットの出会い系サイトで知り合ったという。
 大分県警は9月、男子高校生にわいせつ行為をしたとして、竹田市の男を同法違反の疑いで逮捕。被害にあった男子高校生の携帯電話を調べたところ、容疑者が児童ポルノを製造した疑いがあることがわかったという。
 延岡市教委は「このような事件を起こしたことは非常に残念。職員の服務規律の徹底と綱紀粛正に努め、再発防止を図ります」とコメントを出した。