長野県は教員が淫行したので、青少年条例を作って全県民に対して青少年に対する淫行を禁止しようとしているらしいですが。
「不祥事事案の状況把握等検証は十分行われているか」といいながら、加害教員にヒアリングしたという形跡はないですね。教員個人に問題点はないという理解でよろしいんでしょうか。
特効薬見つからず続発 チェックシート、家族から「お守り」=長野
2012.10.03 東京朝刊 読売
【教員らが逮捕された事件】
3月28日 東御市立中の教諭が同市青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕
4月15日 東御清翔高の教諭が同市青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕
5月10日 上伊那農業高の教頭が県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕
6月13日 塩尻市の市立中の元教諭が依願退職前の盗撮行為で児童買春・児童ポルノ法違反の疑いで逮捕
8月 7日 池田町の町立小教諭が女児を盗撮したとして軽犯罪法違反などの疑いで逮捕
http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/kyousoumu/arikata/k4/teigen.pdf
教員の資質向上・教育制度あり方検討会議 教員の資質向上・教育制度あり方検討会議 提言(案)
平成 24 年度に入り、教員による不祥事、とりわけ重大な非違行為であるわいせつ行為が連続して発生した。5月には、教員を指導監督すべき立場にある県立高等学校の教頭がわいせつ行為の容疑により逮捕されるという、極めて重大な事案が発生した。このような重大な非違行為が連続して発生し、しかも管理職である教頭までもが当事者となるようなことは、これまでになかったことである。
県教育委員会と県は、こうした信州教育の危機的な状況から脱し、失われた教育の信頼を早期に回復することをめざすために、教員による不祥事の背景を検証し、不祥事を根絶するための抜本的な対応策を検討することと併せ、時代の要請に応じた長野県の教育制度の方向性に関して検討する検討会議の設置を決定し、平成 24 年7月、外部有識者や教育関係者をはじめ、市町村関係者、保護者などで構成する「教員の資質向上・教育制度あり方検討会議」が設置された。そして、本検討会議は、協議し検討した結果を提言として平成 24 年度末までに県教育委員会及び知事へ報告することとなった。
○倫理向上専門部会 ○倫理向上専門部会
<検討課題>
・不祥事事案の状況把握等検証は十分行われているか。
・再発防止策は効果的に行われているか。
・不祥事発生件数を明確に減少させ、なくすことへの対策をどう構築するか。
・職場でのコミュニケーション、理念や情報の共有は図られているか。
・・・・
倫理向上専門部会 委員
(敬称略)
氏 名 所 属 ・ 職 名 備考
大久保 和 孝 新日本有限責任監査法人 CSR推進部長
シニアパートナー 公認会計士 部会長
宮 入 千恵子 長野県高校長会 生徒指導専門委員長
梓川高等学校長 部会長代理
岡 田 英 恵 長野県PTA連合会 監事
岸 田 隆 ながの障害者生活支援協会 総括センター長
神 戸 美 佳 弁護士
http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/kyousoumu/arikata/k4/1-1.pdf
(2)ヒアリングの実施状況
? 実施日
0 平成24年8月28日(水) 1 3 : 3 0〜1 7 : 3 0
0 平成24年9月21日(金) 1 5 : 0 0〜1 6 : 3 0
? 聴取者
0 8月28日:大久保部会長、宮入部会長代理、岸田委員、岡田委員、神戸委員
0 9月21日:大久保部会長、宮入部会長代理、岸田委員、岡田委員(神戸委員欠席)
? 対象者
(不祥事発生案件に関する)
0 教育関係者6名(学校管理職、教員、市町村教育委員会関係者)
0 保護者2名
? ヒアリングの観点(下記の観点から、状況、意見等を聴取)
0 学校内の情報共有の状況について
0 管理職と教員、教員同士のコミュニケーションの状況について
0 不祥事発生を防止する効果的な取組、組織について
0 校長のマネジメント能力について
0 教員の多忙感について
0 県教育委員会、市町村教育委員会との連携体制について
0 他学校との情報共有、連携体制について
0 不祥事の発生事案に関して、学校関係者に望むこと
0 保護者の立場から考える不祥事発生防止策
http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/kyousoumu/arikata/k2/giji.pdf
第2回教員の資質向上・教育制度あり方検討会議 第2回教員の資質向上・教育制度あり方検討会議 あり方検討会議 議事録
日 時 平成 24 年 11 月6日(火) 13:30〜16:30
場 所 長野県庁3階 特別会議室(大久保委員)
この報告書のねらいがあるわけであります。
そして、初めに冒頭部分を随分付け焼刃で書き直しましたけれども、信州教育のあり方というペーパーを教育委員会が作られたものをじっくり拝見させていただきまして、改めて信州教育の素晴らしさを痛感いたしたところでございます。そこで、大きなポイントが2点私はあるのではないかと思います。一つはまさに教育視点ではなくて児童中心の教育のあり方を模索し続けてきたのがまさに信州教育ではないでしょうか。もう一度児童を中心とした教育のあり方を再認識していく今回の検討会議をきっかけにしていただいてはいかがなのか。必ずしもすべての教員の方々、そういう方向に向いていない部分もございます。もちろんそういうことを一生懸命やっている方もいらっしゃいます。その辺りをもう一度認識していただく。それから何と言っても信州教育の最大のポイントは、外の意見を素直に受け入れながら常に理想教育を追い求め続けてきたわけであります。今回私のような外部の者も含めて、外のいい意見を取り込みながらこの信州教育としての理想を追い求め続けていく、これを今回の報告書の中で私たちとしてはねらいとして提案させていただきたいと思っております。
ただ一方で現実問題として虫退治、とんでもない加害教員、問題教員、こういったものを排除していくということは誰も異論がないだろうと思いますが、しかしながらそういったものが蔓延る前提があることも否定はできないわけでございます。この辺りの、カビと私は呼んでいますけれども、こういったことの除去に向けた根本的な問題にもやはり触れざるを得ないところがございますので、どの部分まででそういったことを考えていくのか、この辺りを報告書の中でご説明してまいりたいとこういうふうに思っております。