児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

警察庁長官:悪質管理者「検挙も」…掲示板の違法情報放置

 長官が指示しても、法的状況としては
http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20071217/1197877509
のままで、判例で削除義務の根拠と内容を探っている状況です。
 法律で削除義務を作るしかないと思いますが、ネット業界は常時監視義務を嫌いますので大反対でしょう。
 刑事責任ですから、プロ責法より厳格な要件になるはずです。

http://mainichi.jp/select/news/20121227k0000e040210000c.html?inb=ra
インターネット掲示板2ちゃんねる」の元管理人(36)を警視庁が麻薬特例法違反ほう助の容疑で書類送検した事件に関し、警察庁の片桐裕長官は27日の定例記者会見で、掲示板の違法情報を放置する悪質な管理人に対し、検挙を含めた厳しい対応を講じるよう全国の警察に指導する意向を明らかにした。

 片桐長官は2ちゃんねるの事件について「再三の警告にもかかわらず、違法情報を放置し、結果として実害を生じさせた悪質な事案」と指摘。「違法情報と知りながら放置し、(削除要請を)無視する管理者には、検挙を含む措置を講じるよう指導する」と述べた。