児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2008-02-23から1日間の記事一覧

ホットラインセンターに望むこと

児童ポルノについて独自の定義をしていたのを法文通りに戻すとか言い出していますが、いまいち削除要請の根拠が不明確なのがネックではないでしょうか? ある学会でホットラインセンター関係者が「削除要請に応じないときは警察が何とかしてくれます」とか言…

児童ポルノをファイル共有ソフトで流すと4項提供罪(不特定多数)か?

情報が閲覧者の手元に残る点で、4項提供罪(不特定多数)の方がいいと思うんですが、これを提供罪にしてしまうと、web掲載も全部提供罪になって、公然陳列罪の守備範囲がほとんどなくなります。 もともとweb掲載という一種の行為類型について、陳列罪も提供…

割れる第二小法廷

第二小法廷にはお世話になっています。 外国から宅配みたいなので児童ポルノを輸出したという輸出罪と税関で禁制品を輸入しようとしたという関税法違反罪との罪数でも長考中。 真剣に検討して下さっているのは朗報です。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=…