児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「自分は捕まらないだろう」という思い込み

 被疑者も被害児童も普通の弁護士もそう思ってますよね。「運が悪い」って。
 発覚するのは「氷山の一角」なので、一罰百戒というこTで、発覚した事件は逮捕・報道して、重い社会的制裁。刑事処分は即実刑というほどではない。
 意識を変えるには、徹底した検挙・処罰・報道ですよね。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090810-OYT8T01041.htm
青少年健全育成条例違反(淫行(いんこう))と児童買春・児童ポルノ禁止法違反の検挙者数が今年上半期(1〜6月)に計15人に上り、2005年以降、最悪ペースとなっていることが県警の集計でわかった。県警幹部は「犯罪自体が多くはない本県で、淫行や買春の多さは際立っている」と指摘し、「逮捕され、大きな社会的制裁を受けると肝に銘じてほしい」と警告している。
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 県警によると、少女らが被害者となるこの種の「福祉事件」は、強盗や窃盗、詐欺などの犯罪と違って、容疑者の大半が“犯罪素人”なのが特徴という。近年の逮捕者を見ても、会社員をはじめ、郵便局員自衛官、消防士、僧侶といった具合で、直近でも7月8日に能代市の高校教諭が逮捕されている。
 また、容疑者の多くは淫行が県条例違反だと認識しているといい、踏みとどまれない背景には、「自分は捕まらないだろう」という思い込みがあるという。