わいせつ教員については、滅多に警察に通報しない一方で、援助交際で警察に「保護」された児童は、学校に通報されて、退学等の処分を受けるような気がしますね。これまでもそうでしたが、これからも。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090214-00000277-mailo-l42
学校側は、校長が問題行動の児童生徒について(1)再三の指導に従わない(2)学校だけで解決できない――と判断した場合、警察に氏名や事案の概要などを連絡する。事例として、学校内への刃物の持ち込み▽暴力行為▽対教師暴力▽器物損壊――などを挙げている。
警察側は逮捕事案にかかわらず、(1)窃盗・暴行(2)家出や援助交際(3)飲酒・喫煙・深夜徘徊(はいかい)――などを繰り返し、署長が必要と判断したケースを学校側に連絡する。
背景には、個人情報の取り扱いが厳しくなり、逮捕事案以外は児童生徒に関する情報が警察から学校にほとんど伝わっていなかったことがある。学校外での非行・問題行動を教師が把握しにくくなり、学校側から情報交換を求める声が出ていたという。他県では同様の取り組みが既に実施されているという。
ただ、学校から警察への連絡は事実上の「通報」で、警察の捜査端緒となる。児童生徒の指導を警察権に頼り、教育放棄につながる恐れについて、県教委は「何でも警察に連絡するわけではない。児童生徒の問題は学校内で解決する基本姿勢は変わらない」と説明した。