児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

遅刻の被告に裁判長カンカン 「常識ある対応を」と叱責

 被告人の遅刻はよくあります。理由はまちまち。もともと法律を守れない人なので時間厳守の意識が強いとは限らないわけで。
 刑事事件の宣告は、言い渡しが全てで、直前に変わることもありますから、判決の遅刻はやめて欲しいですね。
 せっかく、規範意識を回復したという趣旨で「これからは法律守ります」と言ったのに、裁判の時間くらい守ってくれないと減殺されますよね。保釈されていれば期日に出頭することが保釈の条件ですし。

http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008111301000860.html
 午後1時10分開廷の法廷は、被告だけ姿が見えず弁護人が法廷を出たり入ったり大慌て。 ようやく現れ、判決言い渡しは約10分で終了した。その後、裁判長は遅刻の理由を尋ねると
「今日はあなたを刑務所に入れるかどうかという判決。食事とどっちが大事なのか」
「社会的に何が大切か分かるでしょ」と憤った様子で話した。