「料金が安く、裁判も常勝で、しかも親身で話しやすいといった夢みたいな弁護士はおりません」とのことです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080410-00000006-gen-ent
失敗のない弁護士選びのコツとは何か。
「料金が安く、裁判も常勝で、しかも親身で話しやすいといった夢みたいな弁護士はおりません。企業の法律顧問であれば、『日経ビジネス』が毎年発表するランキングが参考になる。一般の人は、医師のセカンドオピニオンのように複数の弁護士に相談し、納得した弁護士に依頼する方法をお勧めします」(津田和彦弁護士=前出)
インターネットの法律相談なら1回2000〜3000円ほどだ。
●痴漢冤罪事件
女性に痴漢だと指摘された場合、駅員室には絶対に行ってはいけない。
鉄道警察に引き渡され、留置場で最長20日間の勾留生活だ。女性に連絡先を伝え、とにかくその場を立ち去ること。いったん現場を離れれば、警察は逮捕状を取らなければ逮捕できない。
痴漢冤罪事件で知られるのは、高裁で逆転無罪判決を勝ち取った長野真一郎弁護士(大阪法律事務所)や、映画「それでもボクはやってない」のモデルになった今村核弁護士(旬報法律事務所=東京)などがいる。
●でも、本当は痴漢していた
魔が差すかもしれない。100万、200万円を請求されるケースもあるが、示談金の相場はどうか。「慰謝料算定の実務」(千葉県弁護士会編)によると、弁護士を通した痴漢の慰謝料(示談)は30万〜50万円が最も多い。盗撮は、5万〜10万円程度。もちろん、加害者には誠意ある謝罪が必要だ。