刑事事件は執行猶予付きの懲役刑。慰謝の措置なし。
事実関係は刑事事件で確定しているので、被告の主張立証は、金銭評価についての裁判例のみ。
捜査・公判段階では150万円での示談を提案しましたが、弁護士に相談の上で拒絶とのこと。
漏れ伝わるところでは、民事訴訟の原告代理人(性犯罪の被害者対応に精通しているらしい)の着手金は40万円・報酬金は10万円だったそうです。80-(40+10)=30
「被害者側の弁護士」に福祉犯の弁償についての相場観がないので、こんなことの繰り返しです。特に訴訟になると訴額はなぜか300~400万円に揃ってきますが、淫行1回10万円程度という裁判例の影響を受けますのでよく考えてもらいたいと思います。