若い弁護士から
刑事事件の控訴は棄却されるから、
検察官控訴事件でも
弁護人は何もしなくて公訴棄却でいいですよね?
なんて、ちょっと信じられないことを聞かれて統計を調べました。
http://www.courts.go.jp/sihotokei/nenpo/pdf/B18DKEI61.pdf
控訴事件の破棄人員―控訴理由別―高等裁判所管内全高等裁判所別
検察官控訴で破棄された事件179件 うち量刑不当113件http://www.courts.go.jp/sihotokei/nenpo/pdf/B18DKEI59.pdf
第59 表控訴事件の控訴棄却人員―控訴理由別―高等裁判所管内全高等裁判所別
検察官控訴で棄却された事件 59件 うち量刑不当46件
ということは、量刑不当の検察官控訴159件で、棄却46件なんだから、28.9&ですかね。
重く変更される可能性が、71.1%ですか。
検察官控訴された以上は、覚悟を決めて、情状を積み増しする以外にも、原判決の問題点は全部指摘すべきでしょうね。