児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

学校裏サイト発見・監視 ガイアックスが新サービス

 「独自に開発した検索手法」で7割発見だそうです。
 「7割」というからには、裏サイトの全数は「独自に開発した検索手法」以外の方法でどうやって把握したのか、聞きたいところです。

http://mainichi.jp/life/electronics/news/20071118ddm010020122000c.html
 同社の「スクールガーディアン」は、独自に開発した検索手法で学校裏サイトを発見し、書き込み内容を4段階にリスク評価。1〜2週間でリポートを作成し、対応策を提案する。個人情報やわいせつ画像の流出など悪質なものについては、同社がサイト運営者に削除を要請する場合もある。また、児童生徒や保護者向けの「通報メール窓口」を設置し、ネットいじめの実態の把握にも努める。
 学校裏サイトを巡っては今春、女子中学生を実名で中傷するメールを掲載した掲示板の管理人を大阪府警が名誉棄損ほう助容疑で書類送検(その後、嫌疑不十分で不起訴処分)されるなど、刑事事件に発展するケースも出ている。交際中の男女生徒が互いの裸を携帯電話で撮影し掲載するなど、わいせつ画像の流出も少なくない。
 裏サイトには学校名が付けられることはほとんどないため、「密室」で利用が広がっているのが現状。同社は、「裏サイトは発見されるとすぐに移動したり閉鎖したりするので、すべてのサイトを把握することは難しいが、7割程度は発見できる。裏サイトを可視化することで、いじめの抑止にもつながる」と期待している。