児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「弁護側、1審破棄を主張 被害者供述矛盾と−−控訴審」という報道

 原判決に不服だから控訴しているのであって、「原判決を破棄する。」という判決を求めているのはどの控訴事件でも同じなので、「無罪を主張した」「無罪判決を求めた」と書かないと、この事件の見出しにならないと思いますね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070522-00000092-mailo-l22
殿場市で01年9月に起きたとされる少年10人による強姦(ごうかん)未遂事件で、地裁沼津支部で懲役2年の判決を受けた当時16〜17歳の男性被告4人の控訴審が21日、東京高裁(中川武隆裁判長)であり、結審した。弁護側は最終弁論で「被害女性(当時15歳)は事件日時についてうそをついており、供述に信用性がない。被告や共犯者らの自白供述は客観的証拠と整合しない」と主張し、1審判決の破棄を求めた。判決は8月22日に言い渡される。