児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2009-10-31から1日間の記事一覧

自動収集された違法コンテンツについての検索サービス提供者の義務および責任 小倉秀夫氏(弁護士)

大阪高裁曰く「ヤフーやグーグルなどの検索エンジンが児童ポルノヘのハイパーリンクを設定することがあることについては,そのような児童ポルノヘのハイパーリンクは,検索エンジンの利用者が児童ポルノに関連する検索語句を入力して実行することなどによっ…

被害者の自宅とその周辺での強制わいせつ事件につき、「被害者特定事項秘匿申出」を理由に慰謝の措置をとらなかった国選弁護人

「被害者特定事項秘匿」というのは、そういう趣旨ではないと思いますが。 起訴状に被害者の氏名住所が出ているのだから、可能な範囲で慰謝の措置を試みるべきでした。 欲を言えば、勾留状にも同様の記載があるので、起訴前に示談できた可能性があります。 第…

中学生に売春させた事件 元佐渡市職員起訴事実認める

佐渡島にも記録閲覧に行かなくちゃ。 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20091030-OYT8T01414.htm 新潟地裁佐渡支部(藤沢裕介裁判官)であり、被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。 検察側の冒頭陳述によると、被告は5月9日、携…

無罪判決(那覇支部H21.10.29)

犯行日の特定間違い。 児童淫行罪は継続的にやってることが多いので注意しましょう。 家裁時代には、包括一罪だから継続的な淫行の最後の1回だけを特定して起訴して、全部の淫行を処罰するという実務でした。 わいせつで逆転無罪/高裁那覇「合理的疑い残る…