http://www.isc.meiji.ac.jp/~sumwel_h/LawComp/
法とコンピュータ学会第29回研究会及び総会
・ 下記のとおり第28回研究会及び総会が開催されます。
研究会テーマ
『インターネット社会の法実務』
開 催 年 月 日 : 2004年11月13日(土曜日)9:30-17:30 (受付開始 9:00)
開 催 場 所 : 情報セキュリティ大学院大学(相鉄・岩崎学園ビル=岩崎学園横浜西口2号館8階)
参 加 費 : 会員 無料, 一般 2,000円 学生 1,000円
開 催 日 程
09:30-09:50 総会 ・会計報告
09:50-12:00 研究会(午前の部) 司会:大谷 和子(日本総合研究所)
公共の安全と憲法上の権利 松井 茂記(大阪大学大学院教授)
P2Pの法的課題 小倉 秀夫(弁護士)
知的財産の保護と自力救済 小川 憲久(弁護士)
12:00-13:30 昼食・休憩
13:30-17:40 研究会(午後の部) 司会:夏井 高人(明治大学教授)
手続的正義 夏井 高人(明治大学教授)
通信ログの保全 刑事訴訟法の改正 松沢 栄一(ニフティ)
個人情報の保護 山本 順一(筑波大学教授)
15:30-15:45 コーヒー・ブレイク
パネルディスカッション:手続的正義 司会:夏井 高人(明治大学教授)
P2Pやプロバイダー責任について、ようやく学会でも民事だけでなく刑事責任にも言及されるようになりました。
画像掲示板管理者が他人が投稿した画像について処罰された例
幇助
新潟簡裁H12.1.21 わいせつ図画公然陳列正犯
千葉地裁H14.9.24 児童ポルノ公然陳列
横浜地裁H15.12.15 児童ポルノ公然陳列
東京高裁H16.6.23 児童ポルノ公然陳列
大阪地裁H16.6.24 わいせつ図画公然陳列
大阪地裁H16.7.6 わいせつ図画公然陳列
自力救済の発表に関連する判決
自称著作権者が自力救済として不正アクセスした事例
不正アクセス東京地裁H14.12.25
不正アクセス東京高裁H15.6.25
winnyにも言及されています
P2Pやアクティベーションで問われる法的責任とは〜法とコンピュータ学会
11月12日に横浜の情報セキュリティ大学院大学で開催された「法とコンピュータ学会・第29回研究会」では、P2Pや知的財産権・通信ログの保全などに関する法的問題についての発表が行なわれた。今回はテーマが「手続的正義」ということで、従来は公的機関に対して問題になることが多かった業務執行における適正手続(Due Process)の問題について、インターネットの普及によって民間レベルでも問題になりつつあるということを踏まえ、それに対する法的見解についての発表が主となった。http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/11/15/5407.html