児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

海外における著作権侵害の現状

 足並みそろわないとね。特にデジタルコンテンツは。

コピライト'02.11「海外における著作権侵害の現状と課題に関する調査研究概要」澤伸恭

8.調査結果まとめ
アジアの国・地域については、WIPO条約への加やWTOへの加盟、WTO/TRIPs協定に規過措置(TRIPs協定第65条)期間を経てエンフォメント(条約義務の国内的履行)の強化が要請されるところであり、我が国としても、これらの国における法制度等の整備、法制度に基づいて適正に執行するための体制整備、さらには著作権教育等について、何らかの働きかけや支援を積極的に行っていくことが重要になると考えられる。
そこで、今後、本調査研究の成果を踏まえ、著作権侵害事例が特に指摘されるいわゆる「漢字文化圏」の国・地域を中心として、現地において侵害実態の調査を行い、例えば著作権侵害規模の推計を行うなどして、我が国コンテンツの権利侵害の実態を詳細に把握することが重要になろう。また、これら実態調査結果を踏まえた課題の抽出、対応策の検討も重要になると考えられる。