児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2ちゃんねる関係先を捜索=覚せい剤売買の書き込み放置―ほう助容疑を適用

 掲示板管理者の刑事責任については、削除義務の根拠と内容がよくわかりません。
参考文献

インターネット上の誹謗中傷と責任

インターネット上の誹謗中傷と責任

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120307-00000051-jij-soci
2ちゃんねる関係先を捜索=覚せい剤売買の書き込み放置―ほう助容疑を適用・警視庁
時事通信 3月7日(水)10時54分配信
 インターネット掲示板2ちゃんねる」に書き込まれた覚せい剤売買のやりとりを削除せず放置したとして、警視庁サイバー犯罪対策課が、麻薬特例法違反のほう助容疑で、同掲示板のサーバー管理者の関係先など約10カ所を家宅捜索していたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。
 問題のある書き込みを削除する「削除人」と呼ばれるスタッフの関係先なども捜索。同課は押収した通信記録などを調べ、2ちゃんねるの管理態勢を解明する。
 捜査関係者によると、サーバー管理者らは昨年5月7日、2ちゃんねるに「02―1万円+P」と、隠語で覚せい剤の販売を示す書き込みがあったのに、長期間削除せずに放置して、販売をしやすくした疑いが持たれている。 

 転々とというのは違法性を認識していた証拠になります。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120308-00000007-yom-soci
2ちゃんねる」サーバー、米や中南米など転々
読売新聞 3月8日(木)8時1分配信
 覚醒剤の売買を持ちかける書き込みを放置したとして、麻薬特例法違反(あおり、唆(そそのか)し)のほう助容疑で関係先が警視庁の捜索を受けたインターネット掲示板2ちゃんねる」のサーバーコンピューターが、米国や中南米を転々と移されていたことが警視庁の捜査でわかった。
 国内にいる管理者らが管理責任を免れるためにサーバーを移転させた可能性があるとみており、今後、管理者らを特定して刑事責任を追及したい考えだ。
 2ちゃんねるは1999年に西村博之氏(35)が開設。2009年にシンガポール企業に譲渡された。
 掲示板には、薬物の売買に関する書き込みのほか、犯行予告や個人を中傷する内容もあり、警察当局は何度も書き込みの削除などを要請してきたが応じず、管理者や削除を担当する責任者も不明だった。