掲示板管理者の刑事責任については、削除義務の根拠と内容がよくわかりません。
参考文献
- 作者: 情報ネットワーク法学会,テレコムサービス協会,特別二種電気通信事業者協会=
- 出版社/メーカー: 商事法務
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120307-00000051-jij-soci
2ちゃんねる関係先を捜索=覚せい剤売買の書き込み放置―ほう助容疑を適用・警視庁
時事通信 3月7日(水)10時54分配信
インターネット掲示板「2ちゃんねる」に書き込まれた覚せい剤売買のやりとりを削除せず放置したとして、警視庁サイバー犯罪対策課が、麻薬特例法違反のほう助容疑で、同掲示板のサーバー管理者の関係先など約10カ所を家宅捜索していたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。
問題のある書き込みを削除する「削除人」と呼ばれるスタッフの関係先なども捜索。同課は押収した通信記録などを調べ、2ちゃんねるの管理態勢を解明する。
捜査関係者によると、サーバー管理者らは昨年5月7日、2ちゃんねるに「02―1万円+P」と、隠語で覚せい剤の販売を示す書き込みがあったのに、長期間削除せずに放置して、販売をしやすくした疑いが持たれている。
転々とというのは違法性を認識していた証拠になります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120308-00000007-yom-soci
2ちゃんねる」サーバー、米や中南米など転々
読売新聞 3月8日(木)8時1分配信
覚醒剤の売買を持ちかける書き込みを放置したとして、麻薬特例法違反(あおり、唆(そそのか)し)のほう助容疑で関係先が警視庁の捜索を受けたインターネット掲示板「2ちゃんねる」のサーバーコンピューターが、米国や中南米を転々と移されていたことが警視庁の捜査でわかった。
国内にいる管理者らが管理責任を免れるためにサーバーを移転させた可能性があるとみており、今後、管理者らを特定して刑事責任を追及したい考えだ。
2ちゃんねるは1999年に西村博之氏(35)が開設。2009年にシンガポール企業に譲渡された。
掲示板には、薬物の売買に関する書き込みのほか、犯行予告や個人を中傷する内容もあり、警察当局は何度も書き込みの削除などを要請してきたが応じず、管理者や削除を担当する責任者も不明だった。