児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「売春やり取りする書き込み」の削除義務違反を幇助としたような逮捕事例

 削除義務の根拠はないと思いますが。
 だから逮捕して止めさせる。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151130/k10010324051000.html
売春やり取りする書き込み放置か 会社社長ら逮捕
京都府警察本部によりますと、社長らは「ハッピーメール」の掲示板で売春のやり取りが行われていることを知りながら、書き込みを削除しなかったとして売春防止法違反のほう助の疑いがもたれています。警察が、先月、「アイベック」を捜索したところ、違法性が高い書き込みの一部を伏せ字にして、対策を取っているように装うことを指示するマニュアルなどが見つかり、会社の上層部の関与のもと、こうした書き込みが続けられていた疑いが強まったということです。
警察によりますと、調べに対し、社長らは、いずれも容疑を否認しているということです。
警察によりますと、「ハッピーメール」は、会員数およそ800万人の国内最大規模の出会い系サイトで、1日におよそ4万件の書き込みがあり、売春クラブの運営者らが、少女などになりすまして書いたとみられるものもあったということです。警察は、このサイトが、少女などの売春の温床になっていた疑いがあるとみて、実態を調べています。