判決は早く出る訳ですが、「謝る」という命令が出るわけでもありません。
東金女児殺害 被告に慰謝料3000万支払い命令=千葉
遺族側代理人によると、「被告側から具体的な補償がまったくなく、被害者側の違和感を表現する手段として」、母(40)が昨年12月、同制度に基づく申し立てを行った。刑事裁判の担当裁判官が損害賠償請求についても審理する仕組みで、審理が2回行われ、3月30日に命令が出された。被告は2週間以内に異議を申し立てなかったため決定が確定した。これに対し、さんは「遺族はどこまでも置き去りにされていると感じた」と話したという。
被告の弁護人の土屋孝伸弁護士は「当方、異議がなかった」と述べ、控訴の理由については「公表していない」と話した。
[読売新聞社 2011年4月20日(水)]