児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

【裁判員 東京地裁】強制わいせつ致傷の被告に執行猶予判決

 性犯罪は、被害者が許すと言えば軽くなります。
 従前通りの量刑ですが、強制わいせつ致傷罪って、なんで裁判員事件なんでしょ?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091022-00000577-san-soci
 後藤裁判長は「自らの性欲を満たそうという被害者を省みない身勝手なもの。動機に汲むべき事情はない」と指弾。一方で、「260万円を払って示談を成立させている」などと執行猶予の理由を述べた。
 判決によると、被告は5月30日早朝、港区六本木の路上を歩いていた女性を近くの駐車場に無理やり連れ込み、下半身を触るなどわいせつな行為をし、首に全治4週間のけがを負わせた。