児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

1罪で1年6月(実刑)求刑(東京地裁)

 阿曽山大噴火さんって、東京地裁の1Fで見かけます。
 何回目の裁判か知りませんが、1罪で1年6月求刑されたようですね。
 取り消される執行猶予付きの刑との合算になって、せっかくの執行猶予付き判決の水増し分も含めて、全部服役することになります。

http://blog.livedoor.jp/asozansaibanin/archives/879993.html
 今日はなんと、2年前に裁判が行われた、東京青山クリニックの元総院長のY被告人の裁判がありました。今回も前刑同様、児童買春。執行猶予中に全く同じ事やるなんて……。
 で、この事件が全然報じられてないんですよ。なんでだろ?職を辞したからなのか?もうネタとしての価値が無くなったからなのか?
 先週、予定表を見た時に「同姓同名かな?」なんて思ってたんだけど、本人でした。こんな事もあるのね。
 事件は、去年の10月。被告人は出会い系サイトで知り合った少女(当時15才)が18才未満と知りながら、駐車場に停めていた車内で性交渉した、という内容。

 こないだも再犯の被告人に言ったんですが、逮捕・勾留されている期間というのは、児童買春の害悪とか、児童買春がどうして禁止されてるのかとか、行為者の問題点とか、学ぶチャンスなんですけどね。刑務所ではやってくれないので。弁護人が提案しないと。


 行政処分を受けた医師の罪状(犯罪事実)は厚生労働省から公開されていて、医事新報に掲載されています。判決主文は出ていませんが、事実関係でだいたいわかります。前は医業停止でした。