児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

責任の一端、少女側にも/栃木県

 それは言わないというのが児童ポルノ・児童買春法のお約束。
 法定刑で考慮済。

(2007取材メモから)児童買春容疑で教諭ら逮捕 責任の一端、少女側にも/栃木県
2007.12.16 朝日新聞社
 だが、裁判傍聴などを重ねるうち、「被害児童・生徒」とされる少女たちにも責任の一端があると感じたことも事実だ。
 前出の3人が逮捕されたきっかけは、1人の女子中学生(当時15)の携帯電話だった。
 その少女は「高校受験に失敗し、母親とも関係が悪かった」。家出し、出会い系サイトで知り合った建設作業員の男の部屋に転がり込んだ。
 男は少女になりすまし、サイトの掲示板に援助交際の相手を募集する書き込みをした。少女は1週間で約10人と売春。その「売上金」は男のパチンコ代に消え、携帯電話には「客」のデータが残された。芋づる式に逮捕者が増えていった。
・・・
 一時の誘惑に負け、一生の傷を負わないでほしい。今回の取材を通じ、その思いを強くした。