「もうしません」と今は思っていても、過失犯などで執行猶予が取り消される危険性というのがあって、統計もあるし、弁護人も実体験がある。予測困難。
そのときになって、前の判決は間違っていたと言ってもしょうがない。前の判決の執行猶予が取り消されて、今度の事件との足し算になる。
上訴するかどうかは被告人の意思次第ですが、判決の問題点を指摘して上訴を勧めなかった点で弁護人の責任を追及されるといやなので、ちゃんと紙やメールに書いて説明することにしています。
弁護人上訴して被告人に検討してもらって取り下げてもらうと手続上も明白になります。
諸説でてきて難しい状況です。A説B説の裁判例を列挙して判断迫ったら、その判断を割愛してえらく軽くしてくれたこともありました。司法取引みたいでした。