児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

薬物を混入、相次ぐ性的暴行事件

 そういえば、「強姦罪」の記録閲覧で、よく見かけます。

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20070714ok01.htm
 睡眠薬など薬物を使った性的暴行事件がここ数年、各地で相次いでいる。被害者は薬のせいで記憶が途絶えてしまい、後から体の異変に気づいても、警察に届け出たり検査を受けたりすることが難しい。
 望まない妊娠や感染症を避けるためにも、「できるだけ早く警察や医療機関へ」と専門家は呼びかけている。
 昨年から今年にかけて、鳥取、山形、熊本、埼玉などで、薬を使った性的暴行事件が相次いで起きた。大阪で5月中旬、深夜の飲食店で女性客を脅して連れ去り乱暴したとして店長らが逮捕されたが、この事件でも睡眠薬が使われていた。薬物や酒などを使い、女性を抵抗できない状態や意識のない状態にした性行為は、刑法では「準強姦(ごうかん)罪」と規定されている。
 性暴力被害に遭った女性からの相談に応じている市民グループ「東京・強姦救援センター」には、ここ数年、薬物の使用が疑われる被害の相談が増えているという。「睡眠薬が薬局などで手軽に入手できることが背景にある」と指摘する。
 薬物を使った事件が身近に起きていることを女性自身が自覚することが大切だ。被害を避けるためには、飲み物から目を離した際に何かを混ぜた形跡はないか、沈殿物はないか、などの点に注意するよう心がけたい。