児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

買春の自治医大病院医師、懲戒解雇

 否認事件のようですが。
   3/18 犯行容疑
   6/30 逮捕
   7/13 懲戒解雇

http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=k&d=20070714&n=2
買春の自治医大病院医師、懲戒解雇(7/14)
 自治医大付属病院の小児外科医が女子中学生を相手に買春したとされる事件で、自治医大は十三日、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された、同病院医師(31)を懲戒解雇処分とした。同医大人事課によると、刑事事件で医師を懲戒解雇するのは一九七二年の開学以来初めて。

 お医者さんって、弁護士に相談するのを躊躇されるようですが、行政処分の軽減も見越して、早期に弁護人を選任された方がいいですね。
 刑事処分が確定してからだと、記録すらなかなか手に入らなくなって、たとえば、被害弁償しようにも被害者の連絡先がわからないということになります。
 患者には「早めに受診しろ」と言うくせにと思うことが多いですね。
 これまで奥村が扱った医療関係者の事件では、停職はありましたが、解雇・免職はありません。これまでのところ運良くですけど。