奥村も名誉毀損・信用毀損の民事事件を抱えています。
民事訴訟は「支払え」という判決が確定したら払うという約束で回っている制度ですので、こういう人がいると困りますね。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20070305it05-yol.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070305-00000005-yom-soci
命じられた賠償額は約5800万円、仮処分命令などに従わないことによる「制裁金」が1日当たり約88万円、累計約4億3400万円に上るが、氏が自ら支払いに応じたケースはほとんどないと見られる。原告側は勝訴にもかかわらず賠償を得られない状態で、ネットの無法状態と司法の限界が露呈した形だ。
どうやって調べたんでしょうか?裁判所しかないですけど。
債権者破産の申立に使えると思いますが。
なんか次の動きがありそうです。
先日、相談に見えた方は、欠席判決と執行困難について説明すると
弁護士より必殺仕置人さがしますわ
と言ってました。
まさに司法の危機ですね。
しかし、管理者の刑事責任については、
http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20070209/1170924851
画像掲示板管理者の刑事責任に関する裁判例
(1)幇助とするもの
①新潟簡裁H12.1.21
②名古屋地裁H18.1.16(起訴は共謀共同正犯。不作為犯構成)←奥村弁護士
③名古屋地裁H19.1.10(控訴中)←奥村弁護士
④名古屋高裁h19 ←奥村弁護士
(2)単独正犯とするもの
①横浜地裁h15.12.15(不作為犯構成)←奥村弁護士
②東京高裁H16.6.23(上告中)(作為犯構成)←奥村弁護士
③京都地裁H9.9.24(不作為犯構成)
④大阪高裁H11.8.26(不作為犯構成)
⑤最高裁 ←奥村弁護士
(3)共謀共同正犯とするもの
①千葉地裁H14.9.24(事前共謀による開設の事例)
②東京地裁H18.4.21(名誉毀損)
③名古屋地裁H18.2.24
という状況ですから、不当に重い責任とならないように見守る必要もあると考えています。