児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

小学女児に強制わいせつ=55歳教師を逮捕−兵庫県警

 児童淫行罪と強制わいせつ罪は観念的競合。
 支配関係があって拒めなかったという事情があれば、児童淫行罪も。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060725-00000068-jij-soci
容疑者は3月22日、同市内の小学校で、当時市立小学校6年の女児(12)に2回にわたりわいせつな行為をした疑い。


追記
 近時、わいせつ行為には撮影行為がつきものなので、デジカメ、ビデオデッキも「その他本件に関係ありと思料される一切の文書および物件」なんでしょうね。

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000077491.shtml
被害に遭った女児(12)は、相手が担任教師だったことから、大人に相談するのをためらったとみられ、被害者が増えることも懸念される。教員のわいせつ事件が相次ぎ、抜本的な対策が求められている。

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000077471.shtml
垂水署は二十五日、小学校の教室や職員室、教職員用更衣室を捜索、デジタルカメラやビデオデッキ、ノートなどを押収した。調べに対し、教諭は容疑を認めている。同署は複数の女児が被害に遭った可能性もあるとみて、余罪を追及する方針。